市況トピックス|2025年2月賃貸マンション家賃、7エリアで全面積帯が前年同月を上回る

— 東京23区は27ヵ月連続で最高値を更新中 —

不動産情報サービス大手・アットホーム株式会社は、2025年2月の「全国主要都市における賃貸マンション・アパートの募集家賃動向」を発表しました。
その調査によると、東京23区をはじめとする7エリアで、全ての面積帯で前年同月を上回る家賃上昇が見られました。


賃貸マンション:面積帯ごとの家賃上昇が顕著

家賃は「賃料+管理費・共益費等の合計額」で算出され、調査対象は首都圏を含む13の主要都市。
以下のように、特にシングル~ファミリー向け物件で大幅な上昇が確認されています。

🔹 面積帯別・家賃上昇トップエリア

  • 30㎡以下(シングル向き):東京23区 
     → 平均家賃 98,346円(+7.0%)
  • 30〜50㎡(カップル向き):東京23区
     → 平均家賃 161,906円(+10.6%)
  • 50〜70㎡(ファミリー向き):福岡市
     → 平均家賃 120,808円(+10.7%)
  • 70㎡超(大型ファミリー向き):大阪市
     → 平均家賃 270,167円(+11.4%)

特筆すべき7エリアでは、全サイズ帯で上昇

以下の7都市では、全ての面積帯で前年同月比プラスとなりました:

  • 東京都下
  • 神奈川県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 札幌市
  • 大阪市
  • 福岡市

中でも東京23区は27ヵ月連続で最高値を更新中という圧巻の上昇トレンド。
ファミリー向き物件では仙台市を除く全都市で前年同月を上回る結果となっており、特に都市部での賃貸ニーズの強さが際立っています。


アパート家賃も各都市で上昇傾向

賃貸アパートにおいても、下記のように上昇傾向が見られます:

  • 30㎡以下(シングル向き):京都市(+7.7%)
  • 30〜50㎡(カップル向き):東京23区(+7.3%)
  • 50〜70㎡(ファミリー向き):京都市(+15.8%)

特にファミリー向きでは、東京23区・千葉県・名古屋市・京都市・福岡市などが、2015年1月以降の最高値を更新しています。


CITYLIGHT REALTYの視点|なぜ今、賃貸市場が動いているのか?

この結果から見えるのは、都市部における住宅需要の回復・再集中傾向です。
テレワーク緩和・出社回帰・新規就職・転勤などの動きに加え、建築コストの上昇による新築供給の制約も影響して、既存物件の賃料がじわじわと上昇しています。

オーナー様にとっては、適切なタイミングでの賃料見直しや管理体制の強化が重要となってきており、
入居者様にとっては、エリアごとの相場動向を踏まえた「早めの住まい選び」が鍵となります。


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